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D2C IDが包括的な体験設計とデジタルコンテンツを担当した住友化学「SYNERGYCA共創ラウンジ」が2022年度グッドデザイン賞を受賞
Award
株式会社D2C ID(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡 勇基、以下D2C ID)がデジタルコンテンツの企画・制作、サウンドプロダクションなどを担当させていただいた、住友化学株式会社の「SYNERGYCA(シナジカ)共創ラウンジ」(以下、「SYNERGYCA」(読み:シナジカ))が、2022年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)の「産業向け意識改善・マネジメント・取り組み」にて受賞したことをお知らせいたします。
受賞概要
共創の場 [SYNERGYCA 共創ラウンジ]
「SYNERGYCA(シナジカ) 共創ラウンジ」は、「世界を化(か)える話をしよう~Chemistry for innovation~」をテーマに、訪れた産官学のお客さまに住友化学グループのテクノロジーを、見て、触れて、体験していただくことで、新たな価値の創造につながるアイデアや気づきを生み出す共創の場です。お客様とのコミュニケーションを促進する「集う」エリアから始まり、エリアを移動しながら住友化学の会社紹介や歴史、製品、技術について、デジタルコンテンツやバーチャルリアリティを使って「体験する」エリア、そしてお客様同士が議論する場として「交じる」エリアが設けられています。「体験」エリアでは、自動音楽生成により常に新しいBGMが流れるほか、アロマディフューザーによる香りの演出、またスペシャルティコーヒーの提供など、視覚、触覚に加え、聴覚、嗅覚、味覚の五感に働きかけ”ととのう”空間となるよう設計されています。
D2C IDの担当領域
クリエイティブとテクノロジーによってユーザー体験を創造しているD2C IDのIMG SRC STUDIOは、本施設のプロデュースや空間設計などを手掛けたコクヨ株式会社、株式会社コンセントのクリエイティブパートナーとして伴走し、新たな価値の創造につながるアイデアや気づきを生み出す共創の場として、リアル・リモートを柔軟に組み合わせられる包括的な体験設計から、デジタルコンテンツの企画・設計・デザイン・制作までの幅広い領域のクリエイティブを通して、共創の本質を追求する施設設計を実現しました。
- 施設全体の体験とデジタルコンテンツをブリッジする包括的な体験設計とプロジェクトマネージメント
- 自動BGM構築デバイス「AISO」の日山豪氏とAISOチーム、中村弘二氏と協業した施設全体のサウンドコンセプト設計とサウンドデザイン
- 施設コンセプトを表現するキービジュアルやフォトディレクションと公式サイトのコンセプト設計/ビジュアルプロダクション/UX・UIデザイン
- 「歴史」コンテンツ:「Passage of Time 時の路(みち)」をコンセプトに、住友化学の歴史を4つの「文脈(Context)/視点(View)」で構成した映像インスタレーションのコンセプト設計/体験設計/ビジュアルプロダクション/テクニカルディレクション/アプリケーションデザイン/什器デザイン
- 「テクノロジー」コンテンツ:「Playful Materials(プレイフル・マテリアルズ)」をコンセプトに、住友化学の取り組み・技術・製品を紹介する8つの壁面ディスプレイの空間的なオフライン体験とWebブラウザを通じたオンライン体験の、コンセプト設計/体験設計/テクニカルディレクション/フォト・ビジュアルプロダクション/フロントエンド開発/什器デザイン
審査委員の評価
近年増加しているオープンイノベーションの為の場。SYNERGYCAは、ハコを用意するだけでなく、真の共創が生まれる工夫が随所にみられ共創を本質的に追求する場となっている。共創の第一歩は、互いをよく知ること。大企業となると自社の全体像を理解することも難しいため、社員含め海外の工場やラボまでVRを活用し理解できるステップを組み込んでいる点を高く評価したい。さらにプロのファシリテーターの活用は、共通言語を持たないゲストとも短時間で質の高い議論が期待できる。
尚、IMG SRC STUDIOが手掛けたプロジェクトの全容はnoteでも発信していますので、是非ご覧ください。
SYNERGYCAプロジェクト note企画Vol.1 — 共創的な関係から生まれた『SYNERGYCA』というクリエイティブ・シナジー
このnoteを読む
SYNERGYCAプロジェクト note企画Vol.2 — コンテクスト・リサーチからサウンド&ビジュアルをつなぐ『SYNERGYCA』のエクスペリエンス・デザイン
このnoteを読む
SYNERGYCAプロジェクト note企画Vol.3 — IMGSRCデザイナー・デベロッパーが語る『SYNERGYCA』にかけた想い
このnoteを読む
グッドデザイン賞とは
1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。これまでの受賞件数は50,000件以上にのぼり、受賞のシンボルである「Gマーク」は、良いデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。
https://www.g-mark.org/
今回受賞した「産業向け意識改善・マネジメント・取り組み」は、「一般向けの取り組み・活動」カテゴリーの中に含まれ、働き方の改善、業務フローの改善、業務意識改革、組織改革、組織・チー ム編成手法、雇用制度、就業規則、雇用創出支援、創業支援、発展途上国向けの技術支援、技術者派遣、特許の無償提供、コワーキングスペース、ワークスペースなどの領域においてのデザインを対象にしています。
株式会社D2C IDについて
D2C IDは、マーケティングとクリエイティブの力で、企業やブランド、サービスの様々な課題に対して、徹底したリサーチから、価値ある気づきを引き出し、強いクリエイティブへと昇華させることで、人も社会も動かす顧客体験を生み出します。
https://www.d2cid.co.jp
2022年10月1日付で株式会社D2C dotと株式会社イメージソースはひとつになり、株式会社D2C IDに社名変更いたしました。
https://www.d2c.co.jp/news/2022/09/30/6167/
会社名:株式会社D2C ID
代表者:岡 勇基
所在地:東京都港区東新橋1丁目9-1 東京汐留ビルディング
設立:2013年7月1日
事業内容:統合マーケティング / デジタルプロモーション / インスタレーション企画・実施 / メディア制作・運営 / R&Dによるプロダクト開発・提供
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